子供たちをわたしのところに来させなさい

当教会では、不定期ですが、子育て中のママが集まる「ママ会」をしています。

ママ会では、夕食を食べながら、ただただおしゃべり。

その途中で、牧師による短い聖書の話の時間を持たせていただいています。

先日は、「子供たちをわたしのところに来させなさい」というタイトルでお話しさせていただきました。


画像「自分が人からどのように見られているか」というのは、だれしも気になるところです。

親になると、「自分の子が人からどのように見られているか」ということも気になるようになります。

ところで、神様の目には、子供たちはいったいどのように映っているのでしょうか?


1.子供たちをわたしのところに来させなさい

マルコによる福音書には、こんなお話があります。

イエスに触れていただくために、人々が子供たちを連れて来た。

弟子たちはこの人々を叱った。

しかし、イエスはこれを見て憤り、弟子たちに言われた。

「子供たちをわたしのところに来させなさい。妨げてはならない。神の国はこのような者たちのものである。

はっきり言っておく。子供のように神の国を受け入れる人でなければ、決してそこに入ることはできない。」

そして子供たちを抱き上げ、手を置いて祝福された。

(日本聖書協会『新共同訳』 マルコによる福音書10章13-16節)

人々がイエスのもとに子供たちを連れて来たのは、イエスに触れていただくため、手を置いて祈ってもらうためでした。手を置いて祈るのは、当時の祈りの姿勢の一つです。

今でこそ、子供は大事に大事に育てられていますが、当時の社会では、子供は無力で、無価値な、取るに足らない小さな者として、ないがしろにされることも多かったようです。

それに、イエスのもとには、話を聞いたり、祈ってもらうために、いつも多くの人々が群がっていましたから、人々が子供たちを連れて来たとき、おそらく弟子たちをはじめ周囲の人々は、「なんで “子供なんか” 連れてくるんだ!」と思ったのでしょう。「弟子たちはこの人々を叱った」とあるのは、そういうことです。

しかし、イエスはこれを見て憤り、弟子たちに言われました。
「子供たちをわたしのところに来させなさい。」

そして、イエスは子供たちを抱き上げ、手を置いて祝福されたのです。

「なんで “子供なんか” のために・・・」
当時の人々にとって、これは常識を覆す衝撃的な出来事でした。


2.イエス・キリストは、目に見えない神を私たちに見せてくださったお方です

ところで、みなさんは、「神様を見た」ことがありますか?

みなさんは、「神様がどのようなお方か」、ご存知ですか?

神様は目には見えないお方です。目に見えないし、その声も聞こえない。

だから、私たちは、神様がどこにおられる、どのようなお方なのか、わからない。

しかし、その神様を、私たちに人間にもわかるように、ご自分の生き方で示してくださった方がおられます。それが、神の御子イエス・キリストです。

イエス・キリストは、神が私たちのために遣わしてくださった神の御子であり、人となられた神です。

ですから、イエスの言葉を聞き、イエスのなさることを見るときに、私たちは、神様がどのようなお方か、わかるようになるのです。

さて、それでは、先ほどのイエスの言葉と姿から、どのようなことがわかるのでしょうか。


3.子供たちを抱き上げ、手を置いて祝福してくださる神様

画像神様は、子供たちをありのままに愛し、受け入れてくださるお方です。

神様は、どんな子も、ありのままに愛してくださいます。

良い子であれば、愛してあげる。何かができるようになったら、愛してあげる。そうでなければ、愛してあげない。そういう愛を、「条件付きの愛」といいます。

しかし神様の愛は、「無条件の愛」です。何かができるできないではなく、存在をありのままに受け入れ、愛してくださるお方、それが神様なのです。

ともすれば、私たち人間は、何かができること、できるようになることに価値を置き、それをもって人間そのものの価値が決まるような考え方をしてしまいます。

しかし神様は、そのような考え方を 「憤る」 お方です。


神様は、子供たちを退けることなく、子供たちを抱き上げ、手を置いて祝福してくださるお方です。

神様を信じると、神様の愛に支えられて子育てできるようになります。

子供たちには、それぞれ個性があって、長所短所、できることできないこと、いろいろあります。

でも、「どんな子も愛されている!」

そのことがわかるようになると、人の目を気にせず、安心して子育てできるようになります。
また、勇気をもって子育てできるようになります。

そのようになることを、神様ご自身が願っておられるのです。

いきなりそうなることは難しくても、神様が助けてくださり、私たち自身が少しずつ少しずつ変えられていきます。

これは私自身の体験でもあります。

この神様を信じて、これからも一緒に子育てしていきませんか?
というようなお話をしました。


子育て中のみなさん、教会にいらっしゃいませんか?

教会では、0歳から未就学児のお子さんとママ対象の「親子サロン」をしています。

担当する牧師夫人は、現役保育教諭で乳児保育の経験が豊富です。

牧師も、保育園用務員・保育教諭・放課後児童支援員・社会福祉士で、学童保育指導員歴は10年以上になります。

こどもたちを祈って育む、子育て仲間の輪を広げていけたらと思っています。

現在、「親子サロン」は不定期ですので、参加ご希望の方は、ぜひ一度お電話くださるか、教会の主日礼拝にお越しください。

毎週10~15人ほどが集まる肩肘張らない素朴な教会です。
教会の礼拝は、信者であるなしにかかわらず、どなたもご参加いただけます。
小さなお子さん連れも歓迎です。別室がございます。
ぜひお気軽にお越しください。