「受難週」

今年2018年の教会暦では、今日3月25日から、「受難週」となります。

画像主イエス・キリストの受難(苦しみと十字架上の死、そして葬り)を心に覚える一週間です。

主イエス・キリストの最期の一週間をたどると、次のようになります。

[日曜日] エルサレム入城。
群衆がしゅろの枝を手にしてイエスを迎えたことから、「しゅろの日曜日(パーム・サンデー)」と言います。

[月曜日] 宮きよめ。
神殿の庭を商売に利用し、賄賂などによって莫大な利益をむさぼっていた祭司指導者層に対し、イエスは聖なる怒りを表し、商人を追い出しました。

[火曜日・水曜日] ユダヤ指導者層との宗教問答。
イエスを陥れようとして、ユダヤの宗教指導者層が各種の問答を仕掛けますが、イエスの答えに彼らは意表を突かれてしまいます。問答の後、イエスは彼らの偽善性を鋭く批判していきます。
       
マリヤの香油注ぎ。
ベタニヤのマリヤが、イエスに非常な高価な香油を注ぎました。弟子たちは無駄な使い道だと言って憤慨しましたが、イエスはこれをご自身の埋葬の用意であると説明されました。

[木曜日]
夕方 最後の晩餐。
    「主の晩餐」の制定。
    ユダヤでは過越の祭りの前夜、かつての
    出エジプトを記念し、過越の晩餐を行って
    いました。
    いまや、イエスご自身が過越の羊となられ
    る時が来ました。
夜  ゲツセマネの園での祈り。
    逮捕、大祭司の尋問。

[金曜日]
夜明け前 ユダヤの大祭司カヤパの裁判。
夜明け  ペトロの三度の否認。ユダの死。
早朝    ローマの総督ピラトの裁判。
       ヘロデ王の尋問
       ゴルゴタへの道行き。
午前9時頃 十字架刑。
12時~3時 全地が暗闇となる。
午後3時頃 イエスの死。
        神殿の垂れ幕が、上から下まで
        真っ二つに裂けた。
夕方    イエスの埋葬。

[土曜日] 番兵の派遣。墓が封印される。


そして・・・


[日曜日] 復活。


本日の主日礼拝の説教題は、
「わが神、わが神、なぜわたしをお見捨てになったのですか」

マタイによる福音書27章に出てくる、十字架上でのイエスの言葉です。

主日礼拝の説教では、

 この言葉の意味、

  そして、絶望とは何か、

   さらに、キリスト教が伝える希望とは何か、

についてお話ししました。


次週4月1日(日)の復活祭まで、教会は、主の苦しみを覚えつつ、この受難週を過ごします。